『NieR:Automata』をプレイしました。
迷ったけれど、書きます。
ゲームとしての完成度の高さ
個人的にゲームとして重視する要素は、システム部分の面白さ、グラフィック、シナリオがかなり大部分だ。
ではこの作品がどうだったかといえば、その3つがそれぞれ高クオリティかつ上手く纏まっていた。
システム部分、具体的にはアクションの面白さなど、は全体的に飽きないように、苦しくないように工夫されていると感じた。
このゲームは周回プレイを前提に作られている。特に2週目は1週目とシナリオの流れがほぼ同じだが、操作キャラが変わり通常のアクションゲームとは別に2Dシューティングゲーム(ハッキングという設定)をプレイする事になる。これは賛否両論あるけれど、僕は演出的にもゲーム的にも面白いと思った。
グラフィックについて、最近のゲームの中でも良い部類ではないだろうか。(最近のゲームに詳しくないので断言は避ける)
先ほど、2週目は2Dシューティングをプレイする事になると書いたが、実際は1週目でもプレイする。というか最初(本当に最初)にプレイする。
例によって賛否両論だが、2週目のハッキングと違いグラフィックが凝っている。(決して2週目が雑という訳でなくて演出上仕方ない事である)
特に自機のデザイン、グラフィックはかなり格好いい、めちゃくちゃ好みだ。
ゲームと哲学
このゲームの設定とシナリオは哲学的なイメージを受けた。
まずNPCやボスエネミーの名前は実在の哲学者から取られている。
そして、主人公も敵も機械、被造物だ。そこから、命とは、というテーマに繋がっていく。
ゲームとはいえ、考えながら受け取ればいい経験になる。ゲームをただの遊びとしか考えられないやつは、何も考えていないだけだ。(どんなゲームでも)
まとめ
アクションゲームとしても面白い上にシナリオもとても良いものだ。
是非とも色々な人にプレイしてほしいと思う。